葬儀のプランを決めておくこと
しかし、その後、思っていたよりもずっと多くの出費があったと聞きました。葬儀は、残されたもので、即座にで手配をするときには、考えるまもなく、葬儀屋さんのおすすめに乗せられて、そして少しでもりっぱに送り出したいとどんどんお金がかかっていくものだと思います。
だから葬儀屋ビジネスは儲かるんだと思っていた私に、金子さんの死に支度はとても画期的に思えました。命の終わりが近づいていることがわかったとき、自分で葬儀などの手配をしてしまうというのは、心が強くないとできないことかもしれません。
しかし、人間はいつかなくなるもの、どのように送り出されたいのか、自分で選んでおくことが当たり前になればいいのにと思いました。
実際、自分で葬儀や棺おけなどの手配をされる方もいるようです。
「終活」というそうです。
音楽が好きな方は好きな音楽を聞きながら、お花がすきな方は大好きなお花に囲まれながら、など自分らしいお葬式を作り上げるのも、なかなか楽しいものなのではないかなと思います。
まるで、自分たちらしい結婚式を作り上げるように。葬儀に集まるのも、自分にとって、お世話になった大好きな人たち。そう思えば、自分らしい葬儀でおもてなしをするのも、素敵だなと思います。
金子さんが手紙を残したように、故人から思いのこもったお手紙を最後にもらうことができたら、私だったらとてもうれしいと思うのです。
葬儀をどのようにしてほしいか、故人が決めてくれていたら、残された遺族はとても楽になると思います。
故人がしてほしいと思っていたことを尊重して、進めていくだけなので、故人をしのぶ時間も多くなるのではないでしょうか。ということで、私と主人は自分の葬式をプランニングしてから死のうねと決めたのですが、とてもとても、両親や祖父母にはそんな事いえません。実際には、決めておいてほしいのですが、なかなか話のきっかけもないし、祖父母には、リアルすぎてそんなこと言えません。ここは、もう少し、マスコミ業界にがんばって頂いて、終活ブームを盛り上げていただきたいところです。